東大寺総合文化センター

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特集展示 大仏開眼

令和3年3月22日(月) 〜 5月11日(火)

 天平勝宝4年(752)4月9日、3年かけて鋳造された大仏さま(毘盧遮那仏)の開眼供養会(かいげんくようえ)が盛大に執り行われました。この大仏造立に関わった四名の重要な人物(四聖 ししょう)として、造立を発願した聖武天皇(しょうむてんのう)、開眼供養の導師をつとめた菩提僧正(ぼだいそうじょう)、民衆を率いて尽力した行基菩薩(ぎょうきぼさつ)、東大寺初代別当の良弁僧正(ろうべんそうじょう)の名前が挙げられます。開眼供養会が行われた季節にちなみ、今回は四聖に関する寺宝を展示いたします。

                  特集展示 展示一覧

・四聖御影 (ししょうの みえ) 1幅  紙本著色 明治時代(19世紀)
 東大寺の草創期に重要な役割を果たした4人の人物、聖武天皇開眼導師の菩提僧正、行基菩薩、良弁僧正の姿を描いたもの。建長8年(1256)に製作されたものが最も古く、本品は明治時代に製作。

・東大寺別当次第 (とうだいじ べっとう しだい) 1冊  紙本墨書 南北朝時代(14世紀)
 東大寺の歴代別当の事績がまとめられているもので、初代良弁僧正から第143代隆実(りゅうじつ)(文安4年〈1447〉就任)までが記されている。

・南天竺婆羅門僧正碑註(みなみてんじく ばらもんそうじょう ひちゅう)
紙本墨刷 江戸時代・元禄11年(1698)
 大仏開眼会(752)で、開眼導師をつとめた菩提僧正の事績を刻んだ「南天竺婆羅門僧正碑文」の註釈書。碑文は現在残っていないので、本書は碑文の内容を伝える貴重な書物である。

・東大寺大仏縁起絵巻 下巻 紙本著色 室町時代(16世紀)
 下巻は大仏殿の建設から大仏開眼会、治承の兵火による焼失と、大仏殿の再建までの7つの話(7段)で構成される。今回は天平勝宝4年(752)の大仏開眼会の場面を展示。

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