東大寺総合文化センター

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お知らせ

特集展示 丑 −寺宝にみられる牛

令和2年12月23日(水)〜 令和3年2月3日(水)

 令和3年の干支・辛丑にちなみ、厄除けの護符である牛玉宝印と大仏さまの縁起に描かれた牛飼の童子の段を展示いたします。

                 特集展示 展示一覧

・国宝 東大寺文書のうち
 大部庄下向人等連署起請文 
 紙本墨書 鎌倉時代・永仁3年(1295)

 庄園経営のため、播磨国大部庄 (兵庫県小野市) に赴く者たちが、任務遂行に当たり5つの事例を挙げて、現地の百姓と与しないで東大寺のために現地での務めを果たすことを誓った文書。1つでも遵守できなければ日本国中の神仏からの罰を蒙ってもいたしかたないとする。寺内の規範や庄園経営など寺院の根幹に関わる部分の誓約に、二月堂牛王宝印が使用された。

・国宝 東大寺文書のうち
 俊専起請文
 紙本墨書 室町時代・応永19年(1412)

 僧俊専が京都へ用事に行く一行の1人に選ばれた際、病気 (脚気) を理由に辞退することを申し入れた文書。 梵天・帝釈天・四天王・天照大神・八幡神・大仏・二月堂の観音に病気が偽りではないことを誓い、もし偽りであれば神仏の罰が自分の身に蒙ってもいたしかたないと記す。神仏の名が書かれた神文と呼ばれる箇所に二月堂の牛玉宝印を裏返して貼付する。

・東大寺大仏縁起絵巻 中巻
 紙本著色 室町時代(16世紀)

 東大寺の創建や大仏さまの鋳造などの縁起を上・中・下の三巻にまとめた絵巻。中巻は大仏さまの鋳造から、陸奥国から黄金が献上されるまでの5つの話(5段)で構成される。
 今回は、中巻第1段の大仏さまの鋳造を助けた牛飼の童子との出会いの場面を展示。

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