東大寺総合文化センター

文字サイズ

お知らせ

特集展示 東大寺と正倉院


平成30年10月17日(水)〜11月20日(火)


 天平勝宝八歳(七五六)に聖武太上天皇が崩御されると、その遺愛品や薬物など貴重な品々が光明皇太后によって大仏さまに献納されました。これらは東大寺の正倉院に収蔵され、大仏開眼会で使用された仏具や什物などとともに厳重に管理されて伝えられ、正倉院宝物とよばれています。
 正倉院は明治八年(一八七五)に国の管轄となりましたが、それまでは東大寺が管理をし、朝廷と幕府の監督の下で正倉院の開封や修理をおこなってきました。その時に作られた記録など、東大寺に伝わる正倉院に関する資料を展示いたします。


                    特集展示 展示一覧

・国宝 葡萄唐草文染韋
   鹿革に文様をいぶして染めたもので、長方形の箱の包みとして使われたとみられます。奈良時代の
   工芸品の多様性を示す興味深い品です。



・黄緑地霰花文錦幡頭(天平裂) 
・緑地花葉文刺繍羅(天平裂) 

   奈良時代に使われた織物の一部が伝わっています。
   今回は幡(ばん)と呼ばれる法会で使われた旗の一部にあたるものを展示します。



・天保四年正倉院開封図

   天保四年(1833)におこなわれた正倉院開封の様子を描いた図です。正倉院開封の儀式の場面
   だけでなく宝物点検の様子も描かれています。



・天保四年正倉院御開封記・御閉封記
   
   天保四年(一八三三)におこなわれた正倉院の開封の時に記録された日誌です。天保七年にお
   こなわれた閉封時の記録もあります。
   正倉院からの宝物の運び出しや宝物の点検場所である四聖坊(ししょうぼう)での点検の様子が
   記録されています。



・正倉院開封図・同行列図
   開封の儀式に向かう天皇の勅使や今の奈良県知事にあたる奈良奉行や東大寺の僧侶などの行
   列を描いています。冒頭には正倉院周辺の式場の図があります。5mを超える絵巻物です。



PAGE TOP