東大寺総合文化センター

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特集展示「正倉院」

特集展示「正倉院」
平成27年10月21日(火)〜11月24 日(火)

東大寺ミュージアムでは奈良国立博物館で開催される「第67 回正倉院展」に合わせて「特集展示 正倉院」と題して、東大寺が所蔵する正倉院関係の絵図をはじめとする資史料を展示いたします。
 主な展示品は天保4年(1833)の正倉院開封の儀式の様子を描いた「正倉院開封図」、同じく天保4年の正倉院開封を記録した「正倉院御開封記」、正倉院宝物を描いた「正倉院宝物図」(今回の「正倉院展」に出陳される「彫石横笛(ちょうせきのおうてき)」や「木尺(もくしゃく)」が描かれています)です。
 今回の展示を通じて、奈良時代から明治時代に至るまでの1000年以上もの間、宝物を守り、伝えてきた東大寺の僧侶をはじめとする先人たちの思いを感じていただければ幸いです。

特集展示「正倉院」展示品リスト

・重要文化財 大威徳陀羅尼経 巻一  (光明皇后御願経(五月一日経)) 1巻
・      小品般若経       (光明皇后御願経(五月一日経)) 1巻

     二つのお経は奈良時代に写された経典です。末尾に光明皇后が両親の冥福などを祈った文がつ
     けられています。この文が五月一日付の文章なので五月一日経と呼ばれています。
     正倉院にも同じようなお経が多く伝わっています。

・天平裂(赤地花樹飛鳥文臈纈絁)                    1片

     布帛に溶かした蠟(ろう)で文様を手描きしたり、型押ししたりして染め上げる臈纈で、花樹や
     飛鳥の文様を表したもの。色を替えて数回染めることで、文様に色のちがいをもたせている。

・天平裂(白茶地花文夾纈絁)                      1片

     大きな花文を夾纈(板締染)で染めたもの。縁に紫地羅を縫い付けている。幡の幡足に用いら
     れた一部と思われる。


・天保四年正倉院開封図                        1鋪

     天保四年(1833)におこなわれた正倉院開封の様子を描いた図です。正倉院開封の儀式の場面
     だけでなく宝物点検の様子も描かれています。


・正倉院御開封記                           1冊

     天保四年(1833)におこなわれた正倉院の開封の時に記録された日誌です。天保七年におこな
     われた閉封時の記録もあります。
     正倉院からの宝物の運び出しや宝物の点検場所である四聖坊(ししょうぼう)での点検の様子が
     記録されています。

・正倉院開封図・同行列図                       1巻

     開封の儀式に向かう天皇の勅使や今の奈良県知事にあたる奈良奉行や東大寺の僧侶などの行列
     を描いています。5mを超える絵巻物です。

・正倉院宝物図(七巻のうち)                      1巻

     天保四年(1833)の正倉院開封の時に描かれた宝物図です。大刀や琵琶、笙などが実寸大で
     模写されています。今年の正倉院展に出陳されている「木尺(もくしゃく)」も描かれています。

・正倉院宝物図(二巻のうち)                      1巻

     正倉院を管理してきた薬師院に伝来した宝物の模写図です。今年の正倉院展に出陳されている
     「彫石横笛(ちょうせきのおうてき)」が描かれています。




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