東大寺総合文化センター

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平成25年 特集展示「二月堂修二会」

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 特集展示「二月堂修二会」
  平成25年3月1日〜31日


 二月堂修二会は二月堂の本尊・十一面観世音菩薩に前年の罪過を懺悔し、その年の除災招福を祈る「十一面悔過(けか)」法要です。旧暦二月に修すことから修二会といい、儀式の一部の名から"お水取り"と通称され、春を呼ぶ行事として人々に知られています。
 二月堂修二会は良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟、実忠和尚(じっちゅうかしょう)によって大仏開眼の年、天平勝宝四年(七五二)に創始されました。今日に至るまで「不退の行法」として一年も欠かさず行われていて、今年、平成二十五年で千二百六十二回を数えます。この長い歴史の中には平安末期の源平の戦いや戦国の騒乱、先の大戦での空襲の影響など幾度となく存続の危機がありました。中でも最大の危機は寛文七年(一六六七)の行法中に起きた二月堂の炎上、焼失でした。お堂がなくなり、必要な道具類もほとんど失い、継続困難な状況に陥りました。
 今回の特集展示ではこの炎上時の様子を克明に記録した修中日記、焼け跡から救い出された経巻、二月堂再建のための指図(設計図)を展示します。二月堂の炎上、焼失を目の当たりにした人々の気持ち、行法継続への思いや努力を感じ取っていただければ幸いです。


 


特集展示 展示品一覧


1 重文 紺紙金字華厳経(焼経)                     一巻
2 重文 中臣大祓                                 一巻
3      二月堂再建地割図                        二鋪
4 重文 二月堂修中練行衆日記                    三冊
5      東大寺年中行事記録                      一冊
6      三彩軒平瓦  (二月堂仏餉屋下層出土)       一点
7      二彩水波文せん片(二月堂仏餉屋下層出土)       二点
8      軒平瓦・軒丸瓦(二月堂仏餉屋下層出土)        各一点
9      墨書土器   (二月堂仏餉屋下層出土)        三点


 


 


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